マーケットトレンド の アラブ首長国連邦の幼稚園から高校までの私立教育 産業
海外駐在員を含む人口増加率の上昇
アラブ首長国連邦(UAE)の私立K12教育市場成長の原動力のひとつは、人口の増加である。ドバイやアブダビでは学校が過密状態であるにもかかわらず、市場にはまだ成長の機会がある。過去数年間、同国の公立学校は、私立学校に比べて入学者数の伸びが鈍化している。入学者数が最も多いのは、学校教育の第1サイクル(初等教育)レベルである。次いで中等教育、高等教育、中等教育と続く。ドバイは外国人居住者が多く、その数は2020年万博やその他のメガプロジェクトの立ち上げに伴い、さらに増加すると予想されている。政府はまた、外国人投資家がフリーゾーン外の企業を100%所有することを認める所有権法や、10年間の居住ビザを導入した。投資が容易になったことで、私立学校の数は予測期間中に増加すると思われる。さらに、外国人駐在員が10年間の居住ビザを取得できるようになったことで、離職率の低下とともに就学人口の増加が見込まれる