マーケットトレンド の タイの自動車用潤滑剤 産業
車両タイプ別最大セグメント:商用車
- タイでは、2020年のオンロード車総数のうち、二輪車が52.9%と最大のシェアを占め、乗用車(PV)が26.97%、商用車(CV)が20.12%と続く。
- 2020年の自動車用潤滑油の総消費量では、CVセグメントが79%と最も高いシェアを占め、乗用車(13%)、二輪車(8%)がそれぞれこれに続く。2020年には、COVID-19の発生により潤滑油の消費が顕著に落ち込み、二輪車の潤滑油消費が16.06%と最も高い落ち込みを記録し、乗用車(15.7%)がこれに続いた。
- PV分野は、2021~2026年のCAGRが4.6%で、最も急成長する潤滑油消費者になると予測されている。予想される電気自動車の販売開始と既存車両の平均走行距離の回復が、この期間のPV潤滑油消費を牽引するとみられる。