マーケットトレンド の 南米スープ 産業
自然派スープの需要が高まる
南米諸国の若い消費者は、脱水スープや、ナトリウムや炭水化物の含有量が多く不健康とされるスープに魅力を感じていない。また、消費者は、これらのパッケージ・スープに添加されている、香料、着色料などの不健康で人工的な原材料を嫌っており、そのため、「フリー・フロムのパッケージ食品に移行している。このことを考慮し、アルゼンチンの家族経営のグリーンシードは、2019年中にアルゼンチン初の保存可能なスープを発売した。このスープの発売は、アルゼンチンにおける健康とウェルネスのトレンドに応えるもので、製品は天然素材を使用し、保存料を使用していない
インスタント・スープ志向の高まり
南米ではここ数十年の間にライフスタイルが急速に変化しており、調理が簡単なインスタント・スープは、都会の台所では欠かせないものとなっている。ユニリーバは、インスタント・スープの需要の高まりを考慮し、アルゼンチンで脱水スープとインスタント・スープの大規模なポートフォリオを持っており、健康的な製品への傾向の高まりを受け、インスタント麺のカテゴリー/セグメントで、減塩スープと減脂スープの両方で様々なフレーバーを発売している