マーケットトレンド の 南米自動車用潤滑剤 産業
車両タイプ別最大セグメント:商用車
- 南米では、2020年のオンロード車総数に占める乗用車(PV)のシェアが52.42%と最も高く、二輪車(MC)と商用車(CV)がそれぞれ24.2%と31.53%で続く。
- 南米地域では、2020年のオンロード車総数に占める商用車(CV)のシェアはほぼ45.9%で、乗用車(PV)が42.6%、二輪車(MC)が11.4%と続く。同年、COVID-19の発生を抑制するための走行制限が、これらの車両の使用と潤滑油の消費に大きな影響を与えた。
- 2021~2026年、二輪車セグメントのCAGRは5.52%と最も高くなると予想される。二輪車販売の回復とCOVID-19に関連する旅行規制の緩和が、この傾向を促進する主な要因になると思われる。
最大の国 :ブラジル
- 南米地域では、自動車用潤滑油の消費量はブラジルが最も多く、アルゼンチン、コロンビアがこれに続く。2020年には、ブラジルが同地域の自動車用潤滑油消費量全体の約60%を占め、アルゼンチンが約11.14%、コロンビアが約6.97%のシェアを占めている。
- 2020年に発生したCOVID-19は、この地域の多くの国で自動車用潤滑油の消費に大きな影響を与えた。アルゼンチンは2019年から2020年にかけて9.6%減少し最も影響を受けたが、ブラジルは7.73%減少し最も影響を受けなかった。
- 2021年から2026年の間に、消費量がCAGR 4.82%になると予想されるコロンビアが最も急成長する潤滑油市場になる可能性が高く、次いでアルゼンチンがCAGR 3.82%、ブラジルがCAGR 3.53%になると予想される。