マーケットトレンド の 南米自動車用エンジンオイル 産業
車両タイプ別最大セグメント:商用車
- エンジンオイルは、すべての製品タイプの中で最も使用されている自動車用潤滑油である。2015年から2019年にかけて、南米の自動車用エンジンオイル消費量はCAGR 1.3%で増加した。2020年には、エンジンオイルは同地域の自動車用潤滑油総消費量の約77.6%を占める。
- 2020年には、COVID-19の発生により、事業活動の低下により、南米の既存車両の使用量が大幅に減少した。その結果、同地域のエンジンオイル消費量は2019年から2020年にかけて急減した。
- 自動車の販売と生産の回復が予想されるとともに、電気自動車の普及拡大がエンジンオイル消費量に若干の影響を与えると予想される。したがって、エンジンオイル消費量は2021~2026年の間にCAGR 2.98%で増加すると予想される。
最大の国 :ブラジル
- 南米地域では、自動車用潤滑油の消費量はブラジルが最も多く、アルゼンチン、コロンビアがこれに続く。2020年には、ブラジルが同地域における自動車用潤滑油の総消費量の60%を占めるのに対し、コロンビアは11.4%、アルゼンチンは6.97%である。
- COVID-19の発生後、事業活動や輸送活動に制限が課されたことは、2020年の同地域全体のCV潤滑油消費にマイナスの影響を与えた。アルゼンチンが最も影響を受け、2019-2020年の消費量は9.67%減少し、次いでコロンビアが7.8%減少した。
- 2021-2026年、コロンビアは自動車用潤滑油市場で最も急成長する可能性が高い。コロンビアのCAGRは4.82%、次いでアルゼンチンが3.82%、ブラジルが3.53%と予想される。