マーケットトレンド の マレーシアの商用車用潤滑剤 産業
製品タイプ別最大セグメント:エンジンオイル
- マレーシアでは、商用車(CV)が2番目に大きなセグメントを形成し、潤滑油消費の約29%を占めている。2015年から2019年にかけて、潤滑油消費量はCVセグメントでCAGR 4.92%を記録した。CV用潤滑油の消費は、この期間中の国内のオンロードCV人口の増加が主な要因であった。
- 2020年には、COVID-19の流行が販売に影響したため、商用車の潤滑油消費量は10.51%減少した。CV用潤滑油消費量の77.2%はエンジンオイルが占め、次いでトランスミッションオイル(12.5%)である。CVセグメントにおけるエンジンオイルの消費量は、この1年間で11.32%の大幅な落ち込みが見られた。
- 2021年から2026年にかけて、トランスミッションオイルはCAGR 4.13%で最も急成長するセグメントとなりそうである。国内における自動商用車のシェア拡大が、今後5年間のトランスミッションオイルの消費を押し上げると予想される。