日本生命・損害保険 市場規模

日本の生命保険・損害保険市場分析

• 日本の生損保市場は、予測期間中に年平均成長率約2%を記録すると推定される。
• 日本の保険市場は世界最大の市場のひとつである。生命保険の取扱高は約111.6%兆円で、年間保険料総額は米国に次いで第2位である。損害保険市場は約9兆円で、世界第4位である。
• 個人保険の新契約年換算保険料は2兆4,800億円（前年比111.6％）であった。個人年金保険の新契約年換算保険料は5,016億円（同118.4％）。保有契約年換算保険料は、個人保険が22兆3,100億円（前年比103.8％）と10年連続の増加、個人年金保険が 6兆3,500億円（同99.8％）と2年連続の減少となった。第三分野では、新契約年換算保険料は7,790億円（前年同期比111.9％）と6年連続の増加、保有契約年換算保険料は 6兆8,500億円（前年同期比104.9％）と増加を続けている。
• 損害保険は、積立分を含めた2018年度の元受正味保険料総額が9兆4,140億円（同1.5％増）、正味保険料総額が8兆3,928億円（同0.1％増）となった。 2018年度の全種目における正味支払保険金は5兆3,242億円（同13.2％増）となった。これは、大阪北部地震および平成30年北海道胆振東部地震に係る地震保険金の増加、ならびに2018年7月豪雨に係る火災保険金の増加によるものである。