マーケットトレンド の ラテンアメリカのプロフェッショナル液体石鹸 産業
ナチュラル/オーガニック液体石鹸への消費者志向の高まり
ラテンアメリカの液体オーガニック石鹸市場は、ハンドソープやシャワージェルに含まれるパラベン、シリコン、硫酸塩、人工染料、着色料などの特定の化合物の有害な影響に対する消費者の意識の高まりにより、ナチュラルでクリーンなラベルの液体石鹸製品に対する需要が増加している。このため、ここ数年、安全で自然な、オーガニックで無農薬の入浴剤への需要が高まっている
より安全で肌に良いとされる天然成分を求める消費者が増えているのだ。消費者は、ミルク、ヨーグルト、ナッツ、フルーツ(ドラゴンフルーツ、ザクロ)、エッセンシャルオイルや植物エキス(シア、ブラックオリーブ)など、食品からヒントを得た成分を含む製品に惹かれている。このような消費者の要求に応え、新製品を発売するブランドが増えている。さらに、ノソトラス、レバンテ、プロテックスや、ハイパーマーケットやスーパーマーケット・チェーンが販売する一部の専売ブランド製品も、パーソナルケアに対する消費者の意識の高まりと一人当たり所得の増加を追い風に、製品ラインナップを増やしている。ボディーソープ/シャワージェルでは、アロエベラやオート麦を配合した低刺激性豊かな敏感肌専用コレクションが開発され、ブランドがより天然成分を求める傾向にあることを裏付けている