マーケットトレンド の 日本国際宅配便・速達・小包(CEP) 産業
越境ECの成長
日本人は特に越境買いが強いわけではないが、その数は年々増加しており、2021年の市場規模は4年間で19.84%増の3,080億円(28億3,000万米ドル)と推計された。スイスの時計やフランスのワインなど、その国特有の専門的な商品の越境購入は、日本の顧客の間で人気がある
業界レポートによると、45.5%のEC企業が日本から海外への越境ECを利用している。さらに、65.0%の企業が海外販売にeコマースを利用している。大手企業(34.8%)に比べ、中小企業(SME)の47%以上が越境ECを利用している。海外向けeコマース販売の発送方法については、「国内自社サイトでの販売が最も好ましい選択肢となっている(35.4%)。Eコマースの販売先については、中国が最も人気があり(47.6%)、次いで米国(36.6%)、台湾(28.8%)となっている
日本は、デジタルリテラシーが高く、越境購買が増加している、強力なeコマースおよびMコマース市場である。越境EC企業に適した市場である。本格的で正しい言語翻訳、ウェブサイトのデザイン、商品リスト、優れたカスタマーサービスなど、体験を効果的にローカライズすれば、越境EC企業はこの市場で成功するだろう