マーケットトレンド の アルゼンチンのホスピタリティ産業 産業
市場を牽引する首都ブエノスアイレス
観光業で成り立っているブエノスアリエスは、毎年多くの新しいホテルがオープンしている。ブエノスアイレスには300以上の劇場があり、世界第4位の劇場数を誇る。そのため、この地域は国際的なイベントの開催地として最初に選ばれている。2018年、ブエノスアイレスは、4月に開催されたWTTCグローバル・サミット、9月のトラベルマート・ラテンアメリカン(ラテンアメリカの旅行業界ビジネス開発イベント)、10月の2018年夏季ユース・オリンピックといったイベントの助けもあり、2012年以来最高の稼働率約69%を記録した
アルゼンチンのホテル稼働率上昇に伴い、都市計画担当者はさらなる投資誘致に注力
Ministerio de Turismo(アルゼンチン)によると、様々な宿泊施設の稼働率はここ数年上昇傾向にある。アルゼンチンは2016年に約45.91%の稼働率を記録し、2018年には48.52%まで上昇した。収益のほとんどはブエノスアイレスからもたらされている。ブエノスアイレス市の成長率を考慮し、政府はホテルの売上税について、新規開業は最初の15年間、既存開業は次の10年間、大幅な税額控除を実施している。同委員会は、成功次第では、第二級都市でも同様の措置を実施する予定である