マーケットトレンド の グローバルコンテナターミナル運営事業 産業
コンテナ海上貿易の増加が主要な原動力
海上輸送は世界貿易の基幹であり、全商品の約80%が海上輸送によって運ばれていると推定されている。過去数十年にわたる世界経済の成長に伴い、船舶による貨物輸送量も増加している。2020年には、世界で約18億5,000万トンの貨物が輸送される
2020年、世界の主要コンテナ取扱港はアジア太平洋地域に位置していた。上海港は2020年に約4,700万TEUのコンテナ貨物を扱い、世界で最も忙しいコンテナ港となった。アジア太平洋地域に加え、北米と欧州もコンテナ貨物の重要なハブ港となっている。ロサンゼルス港の2020 年度のコンテナ取扱量は約1,090 万TEU で、アメリカ最大のコンテナ港となっている。ヨーロッパでは、ロッテルダム港が2021 年に約890 万個のコンテナを扱い、大陸最大のコンテナ港としてランキングのトップに立った
2022年1月、世界のコンテナ輸送量は123.3の指数を記録し、2021年12月の118.2から増加したが、2021年8月に報告された124.3の値よりは低かった。欧州のコンテナ取扱量は2021年に急増し、3.2%減少した前年と比べ4.6%増加した