マーケットトレンド の ブラジルの自動車用エンジンオイル 産業
車種別最大セグメント:乗用車
- ブラジルでは、2020年にエンジンオイルが自動車用潤滑油の約75.5%を占めた。2015年から2019年にかけて、エンジンオイルの消費量はCAGR 2.4%で増加した。この傾向の主な原動力となったのは、同国における活発な自動車保有台数の増加とサービスニーズの増加である。
- 2020年には、COVID-19の発生により、国内の既存車両フリートの使用率が大幅に低下し、エンジンオイル消費量は8.16%減少した。乗用車(PV)セグメントは、この年のエンジンオイル消費量で9.18%の最大の落ち込みを記録した。
- 2021年から2026年にかけて、二輪車セグメントはエンジンオイル消費量において約5.56%の最高成長を記録し、PVセグメント(3.05%)がこれに続くと予想される。この成長は、今後5年間における国内での原付・二輪車需要の増加が牽引するものと思われる。