マーケットトレンド の APACスマートオフィス 産業
セキュリティとアクセス・コントロールが著しい成長を遂げる
- この地域ではクラウドの導入が進んでおり、さまざまなベンダーがクラウドを通じてセキュリティや入退室管理システムを提供している。DSCIによると、2020年には、インドのサイバーセキュリティ企業の約33%がクラウドベースの統合モデルを使用している。
- さらに、様々なアプリケーション向けに技術的に洗練されたスマートカードカードの利用が開始され、ユーザーフレンドリーで信頼性の高いサービスを提供することで、セキュリティ・アクセスシステムの需要が高まっている。そのほか、IT企業、企業、データセンターなどのさまざまな商業施設では、従業員の入退室を記録し、人員やデータ漏洩を保護するために入退室管理システムを導入している。
- セキュア・アクセス・サービス・エッジ(SASE)は、迅速かつ安全なクラウド導入を可能にし、ユーザーやデバイスがいつでもどこでもデータやアプリケーション、サービスにアクセスできるようにする技術であるため、予測期間中、需要と企業の関心は高まると予想される。
- また、今後数年間で、企業ネットワーク上のデータの安全性を確保するためにゼロトラスト・セキュリティを採用する企業の割合が大幅に増加すると予想され、その数は、企業が多数のリモートワーカーを保護するために投資するポストパンデミック・シナリオで増加すると予想される。例えば、グーグルは2020年4月、ゼロ・トラスト・アプローチに基づくBeyond Corp Remote Access製品を発表した。