マーケットトレンド の アルゼンチンの電子商取引 産業
アルゼンチンEコマース市場
- 買い物客がオンラインで購入する主な理由は、ユーザー・エクスペリエンス、いつでも購入でき、商品を自宅に配送してもらえること、実店舗に比べて低価格や割引コードがあることなどに関連している。
- アルゼンチンは、ラテンアメリカで最もインターネット・ユーザーの割合が高い国である。その大きな理由のひとつが、アルゼンチンのモバイル端末利用率の高さだ。アルゼンチンでは人口の60%近くがモバイル機器を使ってインターネットにアクセスしている。
- アルゼンチンでは、オンラインショッピングの大半にクレジットカードが使われている。CACEによると、電子商取引での購入の78%は、決済プラットフォーム(56%)、決済ゲートウェイ(21%)、店頭(1%)のいずれかを利用してクレジットカードで行われている。
- アルゼンチンのeコマース市場では、デジタルウォレットの増加により、クレジットカードが依然として好まれる支払い方法となっている。2021年までには、4件に1件の取引がデジタルウォレットで決済されるようになり、この方法はアルゼンチンで最も急成長しているオンライン決済方法になると予想されている。
- アルゼンチンではモバイルコマースが急速に拡大している。eMarketerによると、モバイルeコマースの売上は2017年から2018年にかけて45%増加した。さらに、アルゼンチンの小売業者の中には、モバイルフレンドリーなウェブページの開設が遅れているところもある。その結果、アルゼンチンのオンラインショッピングでは、デスクトップやラップトップコンピュータが依然として好まれるデバイスとなっている。